2007-03-15 第166回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
私自身のまとめ方で申し上げますと、小泉財政改革というのは二つの条件、すなわち新規国債発行枠を三十兆以下にするということ、また消費税は上げないということで、不況下における緊縮財政を徹底をするということによる財政改革がテーマであったと思います。
私自身のまとめ方で申し上げますと、小泉財政改革というのは二つの条件、すなわち新規国債発行枠を三十兆以下にするということ、また消費税は上げないということで、不況下における緊縮財政を徹底をするということによる財政改革がテーマであったと思います。
今議論されているのは、プライマリーバランス、基礎的収支がよくなったから小泉財政改革は前進したんだと言われるような表現をされていますが、国民の皆さんによく御理解いただきたいのは、プライマリーバランス、基礎的収支というものは、ここでいえば年収の五百万と生活費の六百万がちょうどバランスしたときがプラマイ・ゼロ。しかし、借金の利息とか、それは全くプライマリーバランスには関係していないんです。
小泉財政の先にあるもの、それは財政破綻以外ありません。 第三の問題点は、平成十七年度予算の最大の眼目の一つでありました、いわゆる三位一体です。 補助金改革、地方への税源移譲については、平成十五年度予算において芽出しを行い、以来三回目の予算となりました。